メモリ価格の高騰が続くなか、パソコンやスマートフォンの値上がりは、すでに多くの方が実感されているのではないでしょうか。
しかし今、本当に注意すべきなのは、こうした身近な機器だけではありません。
その影響は、企業の業務を支えるサーバーにも広がっており、これまでの価格感覚が通用しないレベルまで上昇しています。
特に、社内のファイル共有、勤怠管理、会計、販売管理などを支えるサーバーは、企業活動の土台そのものです。
だからこそ今回の値上がりは、単なる「機器が少し高くなった」という話ではなく、今後のIT投資やサーバーを継続して運用するのかなど、業務ソフトの継続利用をも含め、見直すきっかけになりそうです。
メモリは、パソコンやスマートフォンだけに使われる部品ではありません。
IT関係ではWiFiルーターやハブなのネットワーク製品をはじめ、多くの電子機器に搭載されているため、メモリ価格が上がれば、関連する製品価格も連動して上がりやすくなります。
実際に今、さまざまな各メーカーから値上の告知がバンバン行われています。
商品価格改定のお知らせ | アイ・オー・データ機器 I-O DATA
**「最近、コムデックの見積金額が以前より高い!」**と感じる場面が増えているなら、それは気のせいではありません、電子機器全体の価格上昇が、すでに現実のものになっているのです。
こうした背景を踏まえると、単に一部のメーカーや機種の問題ではなく、メモリやSSDなどの半導体部材価格の上昇が市場全体に影響していることがわかります。
そのため、今後もしばらくは**「以前と同じ感覚で機器更新ができる」**とは考えないほうが無難でしょう。
今回の値上がりの中でも、特に深刻なのがサーバーです。
サーバーは、ファイルサーバーとして社内データを保管したり、勤怠管理・会計・販売管理などの業務システムのデータベースを動かしたりするために使われています。
つまり、単なる1台の機械ではなく、会社の日常業務を裏側で支える重要なインフラなのです。
ところが現在は、従来の安価なサーバーが市場から減ってきていることで、価格の前提そのものが変わってきました。
これまで50万~80万円程度で導入できていたサーバーでも、今では150万円程度を覚悟する必要があるケースが珍しくありません、しかも在庫がなく全然入荷しない酷い状態です。