皆さまのオフィスの配線は、整理整頓されていますか?
経営コンサルタントとして有名な一倉定さんは、クライアントを訪問すると「掃除せい!」と言って、まずは社内の掃除から改善を始めるように指導されることが多かったそうです。掃除は、単なる清潔さだけでなく、業務の効率性や社員のモチベーションにも大きな影響を与えるからです。
また製造業では、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動が徹底されて行われています。
それでもオフィスや現場のLAN配線に関しては、「よくわからないの触るの怖い」という理由でぐちゃぐちゃの配線が放置されていることが普通にあります。
ネットワーク構築時に敷設したLANケーブルを10年、20年と放置しているケースでは、カテゴリー5E(CAT5E)以上のケーブルが必要な環境で、古いCAT5ケーブルを使用し続けているため、通信速度が低下してしまって、Web会議や、クラウドストレージの同期速度に問題がでるケースもあります。
サンワサプライ様より参照 最低CAT5E必要です。
こうした配線は触るのも躊躇われ、気づけば掃除もされず、ホコリが溜まり放題…という状況になりがちですので、対策が必要になるわけです。
ココまで汚れると、もう誰も整理しようと言い出さず、永遠に放置されることになります。
NTT、電話、コピー、ネットワーク各業者が織りなすハーモニーのように絡み合った配線例
さらに、オフィスの配線が複雑化する背景には、電気配線を筆頭に、コピー機設置業者や電話回線業者、ネットワーク工事業者など、各分野の業者がそれぞれのタイミングとルールで自由奔放に配線を追加していくことも影響しています。
その結果、誰も整理整頓や削減に手をつけられない「カオス」な状態が生まれてしまうのです。実際、プロの我々でさえ「うっかり触るわけにはいかない」と身構えてしまうことがあるほどです。
コムデックは、企業文化的に「割れ窓の理論」信奉者であり、LAN配線はきれいな状態にあるべきと考えています。
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割れ窓の理論とは?
割れ窓の理論とは、環境の荒廃や無秩序が放置されると、より深刻な問題を引き起こす可能性があるという考え方です。つまり、LANケーブルの乱雑な配線を放置することは、オフィス環境全体の品質低下や無駄なトラブル発生につながり生産性が低下する可能性があるということです。
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そこで、他業者様との調整を含めた**「配線整理サービス」**もIT環境サポートサービス加入のお客様に提供しております。
乱雑な配線の整理はもちろん、必要に応じてLANケーブルの色変更やラベリングも実施し、誤接続やトラブルを未然に防ぐよう努めています。整然とした配線により、日常の清掃が容易になり、万一のトラブル発生時も素早い対応が可能となります。
作業前は、その辺に転がっていた棚にネットワーク機器が置かれ、配線がぐちゃぐちゃの状態でした。幸い責任者の方が几帳面な方だったので、普段からホコリは取っていただいていたのですが、それでも障害が起こった際の回復に時間がかかりそうという理由で、配線整理を依頼されました。