Windows 10のサポート期限切れが間近に迫ってきたこともあり、コムテックのITサポートにも多数のパソコン更新依頼を頂戴しております。
ITサポート部が管理するお客様で稼働するパソコンの総台数は約1500台となっており、それらが順次更新を迎えております。現在は更新のピークを迎えており、納品にお時間を頂戴している状態になっています。

今回のニュースレターでは、これからWindows 11パソコンを購入する企業様向けに、選択のポイントについて簡単にお伝えします。
AIに対応できるPCと言うと何やら漠然としていますが、広告で「AI PC」なる言葉が登場していますが、AI対応パソコンは、高度な計算能力と専用のAIハードウェア(NPU、GPU)を活用して、複雑なAIタスクを 迅速かつ効率的な処理が可能なモデルとなります。
当然高額となりますので、ビジネス現場で大量に導入するのには、まだ向いていませんが購入できるなら是非試していただきたいです!

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NPU(Neural Processing Unit)は、ディープラーニングなどのニューラルネットワークを用いた処理を効率的に行うことを目的に設計されたプロセッサです。 高速処理を実現するNPUの搭載により、自動運転や音声認識などのリアルタイム処理が求められるアプリケーションに大きく貢献します。 今後はローカル環境でのAI計算が増加し、NPU搭載システムの普及が見込まれています。
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実際にビジネスの現場で求めるパソコンは何かを考えてみると、現時点ではZoomやTeamsなどのウェブ会議が快適に実施できるパソコンが答えになりそうです。
地方の中小企業では「ウェブ会議なんてほとんど業務で使わない」という声が聞こえてきそうですが、パソコンは数年にわたって利用するものです。今日ではなく、2~3年後の働き方を考えたとき、Web会議が快適にできるパソコンを用意しておくことは、決して無駄なことではないと考えられます。
最低限の性能を以下にまとめましたが、実際には現在販売されているほとんどのパソコンはこの条件を満たしています。10万円以下の安価なパソコンや中古パソコンを購入しない限りは、性能面で問題ないのでご安心ください。
<aside> 💡 CPU:Intel Corei5 13/14世代以上を搭載している Corei5-13XXX
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<aside> 💡 メモリ:8GB ※16GB推奨
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<aside> 💡 記憶装置:SSD 256GB ※用途によっては500GB以上推奨
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<aside> 💡 WiFi:WiFi6
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<aside> 💡 Web会議対応:USB PD給電 対応、高性能Webカメラ搭載
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